治験とは、薬の安全性と有効性を確認するために、人間に対して行われる科学的な試験です。

基礎試験や動物試験を経た後でも、新薬は発売することはできません。重篤な副作用を起こさず、特定の疾患を効果的に治療できるかどうかを評価するための試験を人間に行う必要があります。

有効で危険性の低い薬が存在しない疾患はまだまだ沢山あります。こういった薬を必要としている患者さんのための研究開発において、治験は必要不可欠な試験です。治験の実施には、ボランティアさんの自由意志によるご協力が必要です。

一般的には治験は下記のために行われています:

  • 薬の治療の安全性・有効性を確認するため
  • 新規の薬を本来ある薬と比較するため
  • 承認されている薬の効果を高めるか、使い方をより簡易にするかまたは副作用を減らす新しい用法を評価するため
  • 子供やある人種など特定のグループへの最適な用法を突き止めるため

治験についてもっと知りたい方はよくあるご質問またはリンク集をご覧ください。

体験者のご感想

杉並区・M.Oさん

治験は、知人からの紹介で昨年の5月に初めて参加しました。その際は、長期入院だったのですが後半からは外出も可能となり思ったよりも快適に過ごせました。治験期間中は節制した生活が出来て体調面もバッチリです。今年も4月に参加させて頂きましたが、お酒が飲めない点だけがキツかったです。機会があれば、また参加したいと思います。

千葉県・T.Kさん

千葉から八王子は、行き帰りも大変なので主に入院の治験に参加させてもらっています。入院治験は、いかに上手く時間をつぶせるかだと思います。それには、早めに同じ参加者のみなさんと仲良くなるのが一番では無いでしょうか?同じ意識を持って参加した仲間なので連帯感で乗り切りましょう。

群馬県・K.Kさん

治験は参加出来るなら参加したいです。ココは、先生やスタッフのみなさんがとても親切ですね。この前参加した際は、誕生日プレゼントをいただき驚きました。病室で「ハッピー・バースディ」を唄われたのはちょっと照れましたが・・・。

埼玉県・S.Aさん

通院の治験に参加しました。定期的に検診に行く事で、自分の健康チェックも出来るのが良いですね。